処女調教  
  ジーン・マーチネット著 角部久訳 1986年 フランス書院  
 
麻衣の読書コーナー、一冊目は『処女調教』。
パッと見には普通のエッチな小説みたいなタイトルなんだけど、実はこの本、最初から最後までずーっと、お仕置きばっかりなの。
 主人公のオデットが、ママやパパ、そして最後には恋人にまでひどくお尻を叩かれてしまうの・・・しかも回数がハンパじゃなくて一度のお仕置きで100回以上も、革の鞭とか乗馬鞭とか枝の鞭とか刺草とか、いろんな道具でお尻をぶたれてるの。・・とにかく前編を通 じて、とっても可哀相なお話です・・・小説の中身はこんなカンジ・・・
 
  本文引用  
 
  この3日間、オデットの毎日は苦痛だった。うっかりして、テーブルの上にあったインク壜をひっくり返してしまったのだ。 さいわい絨毯を汚さずに済んだが、よそゆきに買ってもらった新しいドレスに、べったりと"しみ"をつけてしまった。厳しい母親に知られたら、大変な事になる。あわててオデットはドレスに水を付け、石鹸でこすって丹念に洗ってみた。ところが意地の悪い"しみ"はかえって黒ずみ、ひどくなるばかりだった
・・・
「そうそう、オデット・・・」
昼食のとき、楽しげに母親がしゃべりはじめた。
「ローザ夫人から電話があったのよ。今日の午後、授業がないのなら、パーティーをやるからいらっしゃいって・・・ちょうどいいじゃない。この前買ったばかりの、よそゆきのあのドレスを着てみるチャンスですものね」
さあ、大変なことになってしまった・・・オデットは真っ青になった・・・
「あの・・・ママ・・・」
「なんだい、どうかしたのかい?」
「ママ・・・あたし・・・話したい事があるんです」
・・・
「よそゆきのドレスを・・・これから着ていくのに・・・あの、わたし・・・インクをこぼして・・・汚してしまったんです・・・ 「すぐに、ここにもっておいで!」母親の瞳が、厳しい光を放った。
・・・
「いつ、やったのかい?」
「きのうの夜です、ママ・・・」
「嘘を言うんじゃないよ。もっと前だろう!水で洗っているのに、乾いているんだから」
「はい、あの・・・火曜日だったと思います」
「なぜ、すぐに言えなかったの?」
「わたし・・・どうしてだか、わかりません。あの、ママ・・・言いたかったのですけど・・・オーッ、ママ・・・ごめんなさい・・・わざとやったんじゃあ、ありませんから!」
やわらかい頬に平手打ちが鳴り響き、不幸な少女は泣き声を張りあげた。
「泣くんじゃないよ!お仕置きが怖かったから、言えなかったんだ。そうだろう?百五十フランもする高価なドレスを汚してしまって・・・なんて不器用な子なの!おまけに、その粗相を隠してたばかりじゃないわ。嘘までつこうとして!さあ、覚悟するといいのよ。この罰を全部合計すると、ただのお仕置きじゃあ、すまないんだからね!」
「許してください、ママ・・・お願いですから・・・ひどく鞭打たないでください!」
「おだまり!嘘つきの悪いお尻を、これから一生、嘘がつけなくなるように鞭打ってやるんだから・・・」
・・・
「これから、三つの罰として、お尻を叩かれるんだよ。よそいきのドレスを汚したから、スリッパで五十発。その粗相をすぐに教えなかったから、鞭で五十発。それから、素直にお仕置きを受けないでぐずぐずしてたから、たくさん平手打ちもやってやるからね!」
「ごめんなさい・・・どうか、許して下さい!」
オデットは、必死に泣きさけんだ。
「いくらたのんでも無駄だよ。覚悟しておしまい!」
そういって母親はスリッパを振りあげると、力をこめてむき出しのお尻に叩きつけた。
痛そうな真っ赤なスリッパの跡が、またたくまにふくらみ一帯に拡がった。
オデットは一打ち目では悲鳴をあげて悶えたが、二打ち目が襲ってきて、その苦痛は二倍になってしまった。
それでも、オデットのお尻で、皮のスリッパは鳴り続ける。
お尻はまっ赤に腫れあがり、あまりの痛さに"つつしみ"も忘れ果 てたオデットは、女性の神秘のすべてを惜しげもなくさらけ出しながらお尻をふりつづけた。
・・・
ついに五十発目のスリッパが、ふくらみの上で炸裂した。オデットのお尻は、燃えたぎるストーブのようにまっ赤にされてしまった。
・・・
「良くお聞き、ママの膝も疲れてしまったから、こんどはソファのひじ掛けにうつぶせになるんだよ。もっと力を入れて思いっきり鞭打ってやりたいからね」
母親はオデットの耳を掴み、力いっぱい引きあげた。
「うつ伏せになったら、自分でスカートをまくって、しっかり両手で持っているんだ。いいかい?もし手をはなして、ちょっとでもお尻が隠れたりしたら、小間使いを呼んですぐに縛り付けてしまうからね。そればかりじゃないわ。もっとお尻を開かせて、いちばん恥ずかしいところを、この鞭で打ちのめしてやる。どうだい、それでもおとなしくできないのかい?」
オデットはソファに突きとばされたまま、厚いクッションに顔を埋めてすすり泣いた。
それでも、小間使いに見られる羞恥から逃れたいと、母親に命令されたとおりに必死でスカートをたくし上げ、頭より高くお尻を突き出している。
「しっかり、もっているんだよ。お尻が隠れでもしたら承知しないからね!」
すごい音を響かせて、鞭がふくらみにくい込んだ。その痛さは、耐えきれるものではなかった。
オデットは悲鳴をあげ、思わず鞭を防ごうと手を離したので、スカートが落ちてお尻が隠れてしまった。
オデットはあわててめくり上げようとしたが、間に合わなかった。 厳しい母親が、こんな"不服従"を許すわけもない。
母親は鞭を振りあげ、悪い手に叩きつけた。
「あッ、痛いッ、もう、絶対に手を離しませんから・・・あ、あーッ!」
それでも無慈悲に、お尻打ちの猛攻はつづけられた。
いくら痛くてもオデットはスカートを握りしめ、傷だらけのお尻を突き出した。ときどき鞭が、いちばん感じやすい谷間の奥ばかりを選んで襲いかかってくる。
すると、オデットの泣き叫ぶ声はかすれきり、お尻に鞭がぶち当たるたびに、体をよじって身もだえた。 最初の十発は、ふくらみの頂上ばかりを、すごい勢いで叩きつけた。 しかし、二十発をこすと、お尻よりも未開発な太腿ばかりを狙いはじめ、白い肌に赤い傷痕を刻みこんでいく。打ちこまれたところは、みみず腫れとなって痛々しくふくれ上がる。
三十発になると、傷と傷とが青黒く交差して、可哀相なお尻は血がながれる寸前の惨状にされてしまった・・・
 
 

 

  ね?とってもコワ〜いママでしょ?こんな厳しいお仕置き、私絶対に耐えられません。・・・麻衣が始めてお仕置きされた頃はママの事、オニかと思いました。でもこれを読んだら、私のママは何て優しいの・・・って、思っちゃいます。
昔のヨーロッパの女の子たちは皆こんな風にお仕置きされてたのでしょうか?私、今の日本に生まれて、礼子さん・・・ママの娘で良かった、と心から思います。
今回はとってもコワいお仕置きの話でした。次はもっと優しい感じのにします。

 
 
   
 
ハートまでキレイになるスキンケア。麻衣のホームページ「ココロノコスメ」
 
 
 
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